条件反射制御法とは「やめたいのにやめられない」が本当にやめられる画期的な治療方法です。

このメカニズムを理解しない人には敬遠されますが、ここでは簡単に導入部分のみを説明させてください。

ヒトの脳は誰しも考えて行動している部分と何も考えないで行動している部分があります。

例えば自転車に乗るときに「ハンドルを両手で持って、左足をペダルに置いて、重心を右に傾けて右足をあげて・・・」等を頭で考えて行動をしているのではありません。また梅干しやレモンを見るとよだれが出るというのも条件反射と言えます。

これらはいずれも、何も考えずに行動をしているのです。

ヒトを含む全ての動物は、考えなくても行動できる機能や特性があるのです。これを条件反射と呼びます。

中でも防御・摂食・生殖といった本能行動は無条件反射と呼ばれていますが、これも条件反射の一つです

生命が誕生して38億年、防御・摂食・生殖に成功しそのプロセスを繰り返してきた種だけが生き残り、その条件反射が受け継がれ、強化されてきました。これを先天的反射と言います。

意外に思われるかもしれませんがヒト以外の動物は何も考えずに行動をしています。それは、条件反射だけで行動しているからです。

皆さんは第一信号系のと第二次信号系と言う言葉をご存じでしょうか?

第一信号系とは主に無意識のうちにやっている行為です。

そして第二信号系は人間が主に計画を立てて行う行為です。

これに対しヒトは、計画・予測・判断を司る部分(第二信号系)を持つので考えて行動することができます。

しかし第二信号系よりも第一次信号系の方が強く出てしまう事があります。

これがいわゆる第一次信号系の過作動と言えます。

防御反応の過作動は外傷後ストレス障害(PTSD)やパニック障害、反応性抑うつ、放火、リストカット等があります。

防御反応の過作動としては、病的窃盗や過食や病的賭博があります。

摂食本能は狩猟や採取を行い、時に貯めこみ、その後に食べるという一連の行動を司ります。なので、過食嘔吐(摂食障害)の人は病的窃盗が併発しやすい傾向にあります。

生殖本能の過作動としては、盗撮などの窃視症や露出症やストーカー行為などが挙げられます。生殖本能は自分の好みの異性を見つけて接触をし、性交をするという一連の動作を司る反射連鎖のいずれかの部分が過作動を生じて逸脱行動を起こしてしまいます。

条件反射制御法は万能で欲求から解放されるととても人生が楽になります。

当法人メビウス千葉ではいい作業を主に行っております。

ではここから具体的にどのような維持作業が行われているかをご紹介いたします。

疑似作業とは以下の様な道具を使いその行為の失敗を繰り返します。

覚醒剤の注射器の疑似道具の写真は一般の方にとって刺激が強い為こちらをクリックてご覧ください。

盗撮の問題行動の携帯電話

このように偽物のモックアップの携帯電話を利用して以下の写真の様に盗撮を行います。

以下はパチスロの疑似を行っている所の写真です。

以下が覚醒剤の疑似をしている所です。