Q、どんな人たちが利用してるの?
メビウス千葉の利用者は主に、覚せい剤をはじめとする規制薬物やアルコールといった物質使用障害、クレプトマニアと呼ばれる病的窃盗、ストーキング行為をくり返す行動障害などの問題を抱える者が中心で、常時50名前後が生活しています。
メビウス千葉への入寮は、条件反射制御法(CRCT)を行うことが必須です。様々な「やめたくてもやめられない」行動を持った利用者が、問題行動をなくすために取り組んでいます。年齢層も様々で、20代前半から80代までいろんな人が利用しています。
あたり前の話ですが、「やめられない」悩みを抱えていること以外、至って普通の人たちが、普通に生活しているに過ぎません。
Q、利用に関する費用は?
費用としては家賃、プログラム費、食費などの負担が必要となりますが、個人の就労状況や収入、ご家族からの支援状況などを考慮し、話し合いながら個別に柔軟に対応しています。
必要な者には生活保護手続きのサポートを行い、その範囲のなかで利用ができるよう相談も可能です。
また、回復度合いに応じてデイナイトケアを利用しながらアルバイトや就職することも可能ですので、費用(お金)のことに関しては余り悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
Q、具体的にどのような生活を送るの?
メビウス千葉の朝は全員参加のミーティングから始まります。
その日それぞれの行動予定を確認した上で、仕事を持つ人は出勤し、それ以外は障害福祉サービス事業所に通所する人や、各プログラムに参加する人などがいます。利用の目的によって様々ではありますが、基本的には個人が自由に過ごせる時間も多く取れるよう考慮されています。目標は違えど回復への思いは皆一緒。焦らず、緩み過ぎず、なにより健康的で明るい生活を心掛けております。
Q、どのくらいの期間、利用できますか?
それぞれに目指す形はちがうかもしれませんが、社会復帰へ向けての準備をおこない、心身ともに健康で、自立した生活をおくる自信を取り戻そう、というのがメビウス千葉で生活する大きな目的です。そのため短期間の利用では思うような効果が得られないのが実情です。入院期間も含め、少なくとも半年から一年以上を目標として設定し、回復の度合いを見極めてゆく必要があります。これからのあなたの生活を確かなものにするために一度立ち止まり、一緒に考えてみましょう。メビウス千葉での生活が二年から三年以上となる者も多数在籍しています。
Q、女性の利用も可能?
もちろん可能です、現在でも利用者の三割ほどが女性です。
居住場所も女性用に2DKのアパートの一室を利用したタイプを用意しております。それ以外のプログラムなどは男性も女性も同様に進められます。
Q、利用には条件反射制御法の受療が絶対に必要?
メビウス千葉では条件反射制御法による集中治療を行っています。必須です。
条件反射制御法(通称CRCT)学会のURLは【こちら】です。
※上記以外にもご質問など御座いましたらお気軽に【 メールでのお問合せ 】よりご連絡ください。