■コミュニケーションの場として

デイナイトケアのメンバー有志による日中活動のひとつとして、ハンドクラフト作品を製作しています。デコパージュやUVレジンを使ったアクセサリーなどを中心に作っていますが、皆で話し合いながら他にも様々なジャンルのクラフトワークに挑戦しています。始めた当初は作業療法的な意味合いが強く、リハビリ活動の延長としておこなっていましたが、完成度が上がるにつれネットショップの開設やフリーマーケットへの出店などを目標としてきました。現在では自分たちで製作した商品を販売するというモチベーションとは別に、メンバー同士の意見交換の場であったり、イベントを皆で作り上げたり、コミュニケーションを深めるツールとして主に機能しているようです。


■一人ひとりのアイデアを形に

製作活動はそれぞれの個性を表現しアピールできる、また、お互いの個性を認め合う機会としても重要な役割を担っています。普段、恥ずかしくて思うように自分の考えを表に出せないようなメンバーも、作品についてアレやコレやと話しているうちに少しづつ打ち解けてゆくこともあるようです。メビウスにはその性質上、個性豊かで何かしらのこだわりを持ったクリエイティブな人材が集まる傾向もあると感じています。そんなメンバーが中心になって、皆のアイデアを皆で楽しみながら形にしてゆく。メビウスの活動全体にも通ずる私たちの大切な理念です。

■「minne」メビウス千葉’S GALLERY